gimonくん
ヨーロッパの人って母国語が英語じゃなくても、英語をかなり話せるイメージがあります。どうしてヨーロッパの人は英語を話せるのでしょうか?
ヨーロッパの人たちの英語力って確かにすごいですよね。今回はそんな疑問について記事を書いていきたいと思います。
この記事を読むことで、以下のことが分かります。
- 英語が母国語でなないヨーロッパの人の英語力
- 彼らはなぜ英語が得意なのか
- ヨーロッパでも英語力の地域格差がある
僕はマルタ留学を通じて、いろんなヨーロッパの国人たちと友達になることができました。3ヶ月で100人以上はFacebookかInstagramで友達になりました。
マルタ留学3ヶ月で身につけられた英語力【失敗しないための準備は必要】彼らはヨーロッパに住んでいますが、英語の語学学校に来ている人たちは、英語が母国語ではない国から来ている人たちです。
この記事ではマルタ留学を通じて知った、ヨーロッパの方々の英語力ってどういうものなのかを説明できたらと思います。
世界の英語能力ランキング!日本は55位【日本の英語力は悪い方へ推移!?】母国語が英語じゃないヨーロッパ人の英語力が高いワケ
ヨーロッパの人は普通に英語が使える人が多いんじゃないかと思っていました。
実際にヨーロッパに行ってみると、予想通り日本人よりは英語が話せる人が多いという実感がありました。
ヨーロッパの人たちが英語を話せる理由は3つある。
- 英語はヨーロッパの言語
- 同じ文字で、同じ意味の単語もある
- 似た単語も多い
英語はヨーロッパの言語
写真の樹は言語の枝分かれを示しています。
インド・ヨーロッパ語族(『印欧祖語』とも言う)といって、英語はヨーロッパのほとんどの言語と親戚関係です。
そのため、まったく系統が違う日本人や韓国人が英語を学習するよりも、ヨーロッパの人の方が英語は学習しやすい言語です。
英語が苦手な意外な国
意外だったのはトルコ人も英語が苦手な人が多かったこと。日本人と同じくらい英語が話せない。
トルコ語は地理的には英語圏に近いのですが、インド・ヨーロッパ言語ではないからです。また、なぜだか日本語と共通点が多い。
そのため、日本人はトルコ語を、トルコ人は日本語を学ぶ方が英語よりは理解できるそうです。
ハンガリーやフィンランドもインド・ヨーロッパ言語から外れるのですが、彼らは英語が得意な方です。
同じ文字で、同じ意味の単語もある
ヨーロッパではアルファベットを使っている国が多いので、同じ文字で同じ意味の場合もあるようです。
僕らが中国語の単語を見て、意味が理解できるのと同じです。
例えば、日本語での『通勤』は中国語でも『通勤』と書きますが(発音は分からない・・)、文字も意味もまったく同じです。
英語とその他のヨーロッパの言語でも同じ文字で、同じ意味になる単語も多いのだそうです。
ロシアやウクライナ、ベラルーシなどの国ではキリル文字(Привет⇒こんなやつ。ロシア語でプリヴィットと発音し「こんにちは」という意味)です。そのため、文字的には僕らが韓国語を見るようなものだと思います。
似た単語も多い
マルタ留学の時に先生が言っていたことを覚えています。この先生はイタリア人でしたが、イギリスに10年くらい住んでいたので英語はペラペラです。
美人の先生
英語はヨーロッパの言語だから、イタリア語でも似ている単語も多いわ。だから、わたしたちは英語を覚えやすわ。
先ほども書いたように、インド・ヨーロッパ言語に属していることは、似た単語も多いため英語を学習していくうえでも有利だということです。
ちなみにこれは、差別をされているワケではありません。
『アジア人が頑張って勉強しているから、あなたたち(ヨーロッパの人たち)も頑張って勉強しなさい』という意味で生徒に言っていました。
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ヨーロッパ人の英語力には地域格差がある
ヨーロッパの中でも英語の得意な地域と、そうでな地域があります。もちろん、個人差はありますが、ヨーロッパの中での英語力は東高西低だと思います。
ここではざっくり地図上でドイツより西を西ヨーロッパ、ポーランド・チェコ・オーストリアなどの国より東を東ヨーロッパとします。北欧などもここでは東側というイメージです。
西ヨーロッパ(スペイン・イタリアなど)の人たちの英語力
オランダやドイツなどを除けば、ヨーロッパの中では比較的英語が苦手な地域だと思います。
これらの国(スペイン・ポルトガル・イタリア)はラテン系の国なのですが、英語が得意な人が少ない印象があります。
英語が少ししか話せなかったとしても、堂々と英語を話すため、日本人から見ればかなり上手に英語を話しているように見えます。
でも、そうじゃない人も多いです。
東ヨーロッパの人たちの英語力
いわゆる旧共産圏の国々で、スラブ系の言語(ロシア語やポーランド語など)を話す人たちは英語が得意な人が多い印象です。
実際に僕は東欧をバックパック旅しましたが、若い人たちは基本的に英語が話せます。
マルタの語学学校で感じたことは、西欧の人は初級~中級、東欧の人は中級~上級にいることが多かったです。
なぜ、彼らは英語が得意なのかを分析してみました。
分析①:英語を話せないと限られた生活になる
ヨーロッパの小国になると、英語が話せなければ限られた生活になります。そのため、英語を話せるようにしないといけません。
例えば、ラトビアという国は人口が約190万人しかいません。
映画やテレビなどを見ようと思っても、ラトビア語しかできなければ、限られた数しか見れないし、質もそれほど高いものではありません。
英語が話せれば、アメリカやイギリスの質の高い(面白い)ドラマや英語を見ることもできます。
この他、仕事に関しても英語ができれば、アメリカやイギリスなど、外国で働くという選択肢を持つこともできます。
つまり、ヨーロッパの東側の国の人たちにとって、生きていくためには英語が必要だということです。
分析②:専門書は英語でないと読めない
日本語はほとんどの専門書が日本語で読めますが、国の規模が小さければ専門分野を学ぼうとすると英語で情報を入手する必要があります。
そのため、英語を必然的に学ばなければいけない場合もあるということです。
これとは反対に、先進国が集まるヨーロッパの西側の国では、人口も多く自国の言葉で対応できるのでそれほど仕事に英語が必要ではありません。
分析③:EU内の実質的な共通語が英語
EU内では公用語が20ヶ国語以上指定されていますが、実質的にはコミュニケーションのやり取りは英語で話されていることが多いです。
日本のような島国でないため、人の行き来も頻繁に行われていることから、英語でやり取りする必要性があります。
隣の国であっても、言葉が理解できないそうです。例えば、ポーランド人とウクライナ人が会話する時はお互いの言葉が理解できないので、英語が共通言語となります。
分析④:スラブ系言語(ロシア語など)は英語より難しい
スラブ系言語は英語の遠い親戚なのですが、英語よりも文法がかなり難しいため、英語を簡単な言語だと感じやすいのかもしれません。
ロシア語やポーランド語を話す人たちは『自国の言語の文法を説明できない』と言っていました。それくらい難しいのだそうです。
彼らが英語を学ぶ場合、自分たちの言語をベースにして、簡単な英語を学ぶという感覚なのだと思います。
最後に
いかがでしたでしょうか?
この記事を簡単にまとめると次のようになります。
- 英語はヨーロッパの言語なので、ヨーロッパの人は英語が母国語ではなくても覚えやすい言語である。
- ヨーロッパの英語力は東高西低。
- ヨーロッパの西側の地域の人は、必要性があるので英語が得意
ヨーロッパの国の人の英語力について、少しでも理解できたならありがたいです。
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