『English Grammar in Use』を用いて、瞬間英作文トレーニングをしていきます。
今回のテーマは『”when I do”と”when I’ve done”の使い方 / “if”と”when”の違い』です。
繰り返し、声を出して練習することで意味と使い方をマスターしていきましょう。声が出せない場合は口パクでも構いません。
“when I do”と”when I’ve done”の使い方 / “if”と”when”の違い
【例文を参考にしてみよう】
※エイミーは電車に乗っていて、友達に電話しているところです。
I’ll call you again later when I arrive.「わたしは到着した時にあとでもう一度電話します。」
この時のWhenは未来のことを言っていますが、”when I will arrive“とはならず、現在形を使います。
【”when I do”のポイント】
- 未来を表す”when”は現在形となる。
- 「1.」と同じことが”while”, “before”, “after”, “as soon as”, “until”にも言える。
【”when I’ve done”のポイント】
- “when”, “after”, “until”, “as soon as”の後ろに現在完了を使うことができる。
- 2つの文があって1つの文の前にもう1つの文が完了している状況を表す。2つの文は同時に起きていない。2つの文が同時に起きている場合は現在完了は使わない。
(例)Can I read the newspaper when you‘ve finished with it?
「あなたが新聞を見終わったら、わたしも見てよいですか?」
⇒この時、「私が新聞を見ること」と「あなたが新聞を読み終わること」は同時に起きていない。 - 現在形で作った文と現在完了で作った文は同じ意味になることが多い。
【”if”と”when”の違い】
- “if”で未来を表現するとき現在形となる
- “if”は何かが起きる可能性があるときに使う。日本語だと「もし~だったら」というニュアンス。
- “when”は何かがほぼ確実に起こるだろうと思うときに使う。日本語だと「~する時」というニュアンス。
We’ll go out when it stops raining.
※when以降は未来を表現するが、”when it will stop”とならない。
What are you going to do while I‘m away.
※while以降は未来を表現するが、”while i will be away”とならない。
Before you go, There’s something I want to ask you.
※Before以降は未来を表現するが、”Before you will go”とならない。
Wait here until I come back.
※until以降は未来を表現するが、”until I will come back”とならない。
Don’t say anything while Ian is here. Wait until he has gone.
※考え方としては「彼がいってしまう」ことが完了した後、「待つ」ということが起こっています。
When I‘ve phoned Kate, we can go out.
※直訳すると「ケイトに電話したことが完了した時」=「ケイトに電話し終わったら」
※「ケイトに電話する」ことが完了して「出かける」ことができる。
・I’ll come as soon as I finish.
・I’ll come as soon as I‘ve finished.
※現在形でも現在完了でも、どちらでも言える場合も多い。
I’ll be angry if it happens again.
※未来を表現する”if”は現在形を使う。
If I go out, I’ll have some bread.
※”if”は何かの可能性がある時に使う。
When I go out, I’ll have some bread.
※”when”は何かがほぼ確実に起こるだろうと思うときに使う。
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※すでに使い方を知っている人はこれを読まなくてもOKです
瞬間英作文トレーニングと同じやり方で勉強していきます。ポイントとなる『第1サイクル』と『第2サイクル』を記載します。
第1サイクル
長く考えることは禁物。答えがでなくても1文あたり10秒程度で英作文を頭の中で作る。
簡単な文でも必ずやる。力のある人でもとっさに答えた英文で、時制や三単現の”s”など細かい間違いは起こりやすいため。
瞬間英作文で最も重要なトレーニング。英文を何回か繰り返し口に落ち着ける作業をする。まず何度か文構造や意味を理解しながら文章を見ながら音読し、その後、文章から目を離して声に出す。
※何十回と繰り返す必要はありません。
最後は10の日本文を連続して、1回ずつ英作文します。第1サイクルではすんなり行かなくてもかまいません。特に言いにくかった文や口に落ち着きにくい文を補強練習しておきましょう。
第2サイクル以降
第2サイクル以降は同じステップです。
第1サイクルでは最後だったステップを最初に行います。この段階ですらすら読めなくても構いません。
英文を見ながら数回音読し、馴染んだところで目を上げて暗証します。文の構造・意味を理解しながらするようにします。
瞬間英作文については以下のページも参考ください。
【具体的な使い方】英語を話すために『瞬間英作文』は必須です。参考にしている教材
この記事は『English Grammar in Use』を参考にしています。使い方は書いているとおり『瞬間英作文』を参考にしています。
『English Grammar in Use』で瞬間英作文ができたら良いなと思ったので、このブログで作っています。
詳細が気になる方は、本家の教材も参考にしてみてください。
English Grammar in Use
瞬間英作文