東欧を約3ヶ月間バックパックして色んな人たちと出会いがありました。
美人が多い国の一つとしてラトビアという国があるのをご存じでしょうか?
そこでは友達がたくさんできて、ラトビアだけでなく、リトアニアなど様々な場所へ連れて行ってくれました。
そして帰国後、友達になったラトビア人2人が日本に遊びに来てくれて、彼らと色んな話をした中で、ラトビアの女性割合について興味深い話がありました。
ラトビアは女性割合が高い国で、理由としては色々なことが考えられています。実際にラトビアに住むラトビア人の意見を聞くことができたので紹介します。
ラトビアってどんな国?
「ラトビアから友達が遊びに来るんだ」と日本人の友達に話しても、「ラトビア?」という感じになる人が多かったので、ラトビアという国について簡単に説明します。
ラトビアはロシアの西に位置し、フィンランドの南にあるバルト海に面する国です。ソビエト連邦共和国が崩壊して1990年に独立しています。
人口は約200万人とそれほど大きい国ではありません。言語はラトビア語ですが、50%以上のラトビア人がロシア語を話すことができます。
日本ではエストニア、リトアニアと同じく『バルト三国』の一つと言うほうが馴染みがあるかもしれませんが、ラトビア人からすれば「そんな言葉は聞いたことがない」とのこと。
首都はリガというところで、神戸の姉妹都市です。「自由の記念碑(Freedom Monument)」と言われる大きなモニュメントが街の中央にあります。
旧市街のすぐ近くにあるので、リガを観光する時はここを通るはずです。
(写真:ラトビアの「自由の記念碑」)
ラトビアを含めて、バルト三国のビールは美味しく、種類が豊富で、女性向けの甘いビールもあります。行ってみたらビールを飲むことをオススメします。
そして、男性も女性も身長が高いです。女性でも平均身長は170㎝くらいあるのではないかと思います。
あと、実際にラトビアを訪れた感想として確かに美人も多い印象ですし、ラトビア人の男の人も同じことを言っていました。
混血が多い国ほど、美人が多いと言われていますが、ラトビアは歴史的には幾度となく戦場となった土地です。そのため、北欧・東欧の民族の血が入り混じっているのだと思います。
ラトビアで女性の割合が高い理由
ラトビアは世界で最も女性の割合が高い国と言われていて、ラトビアの男女比率は男性:100に対して、女性:118です。
その理由としては一般的に『ラトビアの女性の平均寿命が男性より10歳以上長い』ということ言われています。
ラトビア人男性の喫煙率や飲酒率が高く、早死にする人が多いため、女性の平均寿命が男性よりもかなり長くなっているというニュースを見たことがあります。
しかしながら、平均寿命の格差が女性の割合を増やしているのは、老年層に限ってのことです。
若年層(20~30代)に限っては、別の理由で女性の割合が高くなっていると考えて良いでしょう。
これらについて説明していきます。
ラトビア人の喫煙率は男女とも高い
実際にラトビアに行くと、確かに男性の方が飲酒率は高いのですが、喫煙率は男性も女性も変わらないと思います。
ラトビアで宿泊したホステルのお姉さんと、喫煙について話したことがありますが、男性も女性も多くの人が喫煙をするそうです。
彼女いわく、ラトビアでは全体で5割くらいの人が喫煙をしているそうです。
僕も東欧の旅をしていた時は喫煙者だったので、公園や喫煙所などでタバコを吸っていると、「タバコをくれないか?」とよく話しかけられました。
これはラトビアに限ったことではありませんが、老若男女問わず結構聞かれます。
しかし、ラトビアでも若い世代の人たちは喫煙する人も減ってきているそうです。
強いお酒は中年以上、若い世代はビール
飲酒に関して触れておくと、ロシアと近い国だし元々ソ連だったため、ウォッカを好んで飲む人が多い印象がありますが、ウォッカを飲む人はほとんど見かけたことがありません。
ウイスキーやテキーラなどの強いお酒も好きだという人は少数派です。
老年層は確かに強いお酒が好きな人も多いという話を聞きましたが、若い世代の人たちはそうではありません。
なので、飲酒率が高いことが、男性の死亡率を格段に高くしているのは老年層だけと考える方が自然です。
ちなみにラトビアでお酒といえば、ビールを飲む人が多く、先ほど記載したように種類もかなり多いです。
首都のリガでも中心街から少し離れたところのバーに行くと、2ユーロくらいで約500mlのビールを飲むことができます。
ラトビア人が語るラトビアの女性割合が高い理由
実際に日本に来てくれたラトビア人に「どうして女性の割合がラトビアでは高いの?」と質問をすると、興味深い意見を聞くことができました。
ラトビア人男性は外国で仕事を探す人が多いので、国外で暮らすラトビア人男性が多いという意見でした。
確かに、ラトビア滞在時に出会ったラトビア人に話を聞いていると、外国で働いたことがある人が多かったです。
一方、女性も国外へ行く人が多いのですが、女性の場合は仕事で行くというよりかは留学目的で行く人が多いのが特徴です。そして、帰国後には様々な職に就いてラトビア国内で生活します。
ラトビアは女性が社会進出をしている国としても有名で、医師の約7割が女性であるなど、様々な職業で女性が活躍しています。
まとめ
ラトビアの女性割合が多い理由は、
- 老年層に関しては男性の飲酒率や喫煙率により10歳以上、女性の方が長生きする
- 若年層に関しては男性が国外で働く人が多いため、女性の割合が高くなっている
こうやってバックパックをした後に、今度は日本に旅行しに来てくれて彼らと会えるのがとても嬉しいです。
実はラトビア人たちだけではなく、旅先で出会った韓国人やコロンビア人も日本に来てくれました。しかし、日程が合わずに彼らとは会えませんでした。
それにしても、色んな話を外国人とするために、英語は大事なんだやはり感じます。ラトビア人との会話もすべて英語で話をしました。
まあ、彼らも英語が得意な人もいれば不得意な人もいるのですが、基本的には英語を話すことができます。
なぜなら、上記で書いたように国外で仕事を探すこともあるからです。
英語の大切さを旅をしていると忘れがちになるのですが、こうして振り返ってみると自分の武器になっているのかなと思います。
世界の人と交流するためにも英語は大事ですね。
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