negativeくん
僕はとてもネガティブな性格で、それが嫌です。。。なんとかポジティブな考え方に変えられないでしょうか?
この記事ではこういったお悩みを解決していこうと思います。
この記事を読むことで、ネガティブ思考をポジティブ思考に変換するやり方をお伝えするので、参考にしてみてください。
僕自身、ずっとネガティブ思考だったこともありますが、今は自分の考え方がポジティブになっています。
ポジティブ思考は作れる。むしろ、ポジティブ思考はネガティブ思考の要素がなければ作れないものだと思っています。
ネガティブ思考はしんどい
ネガティブ思考の人は悪いことを考えて、自分を責めるクセがあります。
そのため、すごく苦しい思いをすることもあるし、失敗をするとショックを受けやすい体質だとも言えます。
例えば、次のようなことを思っていることが多いです。
- 「自分はなんでこんなにダメなんだろう?」
- 「どうせ自分がしても無理だ。」
- 「自分がやることがうまくいかない・・・」
友達や同僚にこういうことを言うと、「あいつめんどくさいな・・」と思われるので、自分のホンネも言えません。
フラストレーションがたまりすぎて、時々言ってしまって迷惑をかけるときもあるんですがね。笑
ネガティブ思考の人は自分の課題を知っている
ネガティブ思考の人は『なぜ自分がダメなのか』を知っていることが多いです。
これは、ポジティブ思考になるために、とても重要なことなので、ネガティブ思考も悪い考え方ではないと僕は思っています。
もし、ただ単に「自分はダメだ・・」と思っているのであれば「何がダメなのか?」について考えてみてください。
そうすることで、自分のダメな原因が具体的にわかるはずです。
例えば、TOEICの試験で最後までできなかったら、
- ダメなネガティブ思考:「試験が最後までできなかった俺はダメだ」
- 良いネガティブ思考:「パート6に時間がかかりすぎていて、ここに時間を使いすぎている俺はダメだ」
という感じです。
ネガティブ思考なら徹底的にダメなところを追求していきましょう。
ダメなとこ(課題)をどうするか(解決策)を考える
解決策を考えるかどうかが、ネガティブ思考かポジティブ思考かを分ける要素です。
ネガティブ思考は自分のダメなとこに焦点を当てるのに対して、ポジティブ思考は『だからどうする』というとこに焦点をあてます。
先ほどのTOEICの最後までできなかった例でいうと、
課題は「パート6に時間がかかりすぎている俺はダメだ」というところです。
この解決策として「だから、パート6の勉強量を増やして短い時間で問題を解けるようにしよう」ということを考えます。
課題に対してどうやって解決していくかと考えることがポジティブ思考です。
今の自分ではなく、将来の自分に焦点を当てて物事を考えられるかどうかがポイントです。
解決策を深く考える
どうやって解決していくかについては、もっと深ぼりしていきましょう。
『どうやって解決していく』というところにフォーカスすることで自分自身も物事を深く考えられるようになります。
また先ほどのTOEICの例でいうと、
「だから、パート6の勉強量を増やして短い時間で問題を解けるようにしよう」というのが解決策でしたが、次のようにこれをもっと深く考えていきます。
- リスニングに特化したパート6に絞った参考書を買ってしてみる
- パート6の英単語が分からないものが多かったから、英単語を集中的に勉強しよう
- 聞き取れないところが多かったからディクテーション(英語の勉強方法の一つ)をしてみよう
こういった解決策をさらに深く考え、「いつする」「どこでする」「どうやってする」というのをもっと詳細に考えていきます。
『だからどうする』という解決策を考える工程が深ければ、深いほど、具体的で現実可能なものとなっていきます。
応援してくれる人も現れる
解決策を考えるというのは他にもメリットがあり、応援してくれる人が現れる場合があります。
一緒に考えてくれる人は多いので、誰か解決策を相談するのも一つです。ようするに、人は誰でも頼られるのが好きということです。
「こうした方が良いんじゃない?」とアドバイスをもらえるようになります。
ただし、自分の課題だけいうことはNGです。
またまたTOEICの例でいうと、
- NG例(課題だけ言う):「パート6に時間がかかりすぎて、ダメなんですよね・・・」
- OK例(課題と解決策を言う):「パート6に時間がかかりすぎていて、参考書でも買おうと思っているんですよね」
NG例の場合、「そうなんだ・・・」となり相手は疲れます。
OK例の場合、「なら、あの参考書がオススメだよ」とアドバイスがもらえます。
解決策を考えれば人から好かれる
解決策を考えることは、自分の将来に視点を置いた話ができているということ。
そのため、周囲の人からは「あいつ前向きなやつだな」と思われ、結果として人から好かれます。
課題だけを口にするということは、愚痴を言うことと同じなので、人から好かれません。
解決策を口にすると、周囲の人からはポジティブにとらえられます。
人生をより良いものに変えていく思考がポジティブ思考
『課題を解決する』思考方法こそがポジティブ思考です。言い換えれば、改善するための思考方法です。
ポジティブ思考になるためには、次の2ステップが必要です。
- 課題を見つける
⇒自分の悪いところを見つける - 解決策を考える
⇒どうやったら改善できるか考える
ネガティブ思考の人は「課題を見つける」ことに専念していますが、1つ目はクリアできています。
2つ目の「解決策を考える」というところを実践していくことで、ポジティブ思考になることができます。
どうでしょうか?そこまで難しくはないとは思いませんか?
もしアナタが社会人なら、仕事では常に考えている思考方法ではないかと思います。
ポジティブ思考と楽観は違う
negativeくん
いやいや、ちょっと待ってくださいよ。でも、なんか自分の想像していたポジティブ思考と少し違う気がします。もっと前向きで明るいことがポジティブ思考なんじゃないでしょうか?
僕はこれに関しては、ノーだと思っています。
解決策がない前向き思考は、何の生産性もない楽観主義的思考だと考えています。
- 今が楽しいから、とにかく今を楽しもう!
- ガンガンいこうぜ!
- 人生ノリは大事!
チャラい系やギャル系、イケてるグループの人に多いこういった考え方(※まったくもっての個人の主観)は一見ポジティブのように思えます。
でも、そうではなく、単に前向きなだけです。前向きだからよいと思うのですが、ポジティブ思考ではありません。
なんだったら、楽観的な思考は何が課題か分からないため、自分の課題がわかっているネガティブ思考の方が価値はあると思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ポジティブ思考になるためには「課題を見つけて解決策を考える」という思考方法がポイントになります。
ネガティブ思考の人は今まで通りに考え方に「だからどうする(解決策を考える)」をプラスすれば、ポジティブ思考になることができます。
ぜひとも実践してみてください!
悩みがあるけど、考えても答えが出ない時ってありますよね。「答えを出さなきゃいけないけど、どうすれば良いの?」ってときに占いを参考にしてみるのも一つの手ですね。