『English Grammar in Use』を用いて、瞬間英作文トレーニングをしていきます。
今回のテーマは『mustとmustn’tとneedn’tの使い方』です。繰り返し、声を出して練習することで意味と使い方をマスターしていきましょう。
声が出せない状況なら口パクでも構いません。ちなみに僕は電車の中で瞬間英作文を口パクでした結果かなり効果がありました。
mustとmustn’tとneedn’tの使い方
mustとmustn’t
『English Grammar in Use』ではmustの説明は以下のとおり記載されています。
You must do something = it is necessary that you do it
「~する必要性がある」と記載がありますが、mustを日本語に訳す場合は「~しなくてはいけない」となります。この覚え方で良いです。
mustn’tの説明は以下のとおり記載されています。
You mustn’t do something = don’t do it
これは説明のとおり「~をするな」という意味になります。mustn’tを日本語に訳す場合は「~してはいけない」となります。
needn’tとdon’t need toの違い
needは助動詞にも一般動詞にもなる単語です。
needn’tとなっている場合は、助動詞としての使い方となるので、次に続く動詞は原型です。
needn’tとdon’t need toは以下の文章構成の違いがあります。
- needn’t do:「~する必要はない」
⇒needn’tの後ろは動詞の原形 - don’t need to do:「~する必要はない」
⇒don’t needの後ろはto+動詞の原形
意味は両方とも「~する必要はない」という意味となります。
needn’t haveの使い方とdidn’t need toとの違い
needn’t have doneは日本語にすると「~する必要はなかったのに」となります。needn’tを過去形で使いたい場合の表現方法です。
カップルがテーブルを予約して、レストランに行きました。でも、レストランはほとんど空席だった際に、以下の例文が使えます。
(例)They needn’t have reserved a table.
「彼らはテーブルを予約する必要がなかったのにね」
予約したけど、「実際はそうしたが、実はそれをする必要がなかった」ということがポイントです。だから、日本語訳にすると「~する必要がなかったのに」という訳し方になるわけです。
didn’t need to「~する必要はなかった」と同じような意味になりますが、「実際にしたかどうかは問われない」というところがneedn’t haveとの違いとなります。
(例1)I needn’t have bought the book, so I didn’t.⇒意味不明の文×
「わたしはその本を買う必要がなかったのに買った、だから私は買わなかった。」
(例2)I didn’t need to bought the book, so I didn’t. ⇒ OK
「わたしはその本を買う必要がなかった、だから買わなかった。」
(例1)についてneedn’t have doneは「実際はそうしたがする必要はなかった」という意味で使われるので「買う必要はなかったのに買った」という意味になります。
didn’t need to「~する必要はなかった」はdidn’t have to「~する必要はなかった」に言い換えることも可能です。
『English Grammar in Use』で『瞬間英作文』
Don’t tell anybody what I said. You must keep it a secret.
We must be very quiet. We mustn’t make any noise.
You mustn’t tell Steve. I don’t want him to know.
We have plenty of time. We needn’t hurry.
※don’t need to hurryでもOK
Joe can stay here. He needn’t come with us.
※doesn’t need to comeでもOK
You needn’t go out.
※don’t need to goでもOK
You needn’t tell Steve. I can tell him myself.
※don’t need to tellでもOK
Everything was OK. You needn’t have worried.
※心配していたが、心配する必要がなかった。
He needn’t have got up so early. He could have stayed in bed longer.
※needn’t have got up⇒起きる必要はなかったのに(起きた)
※could have stayed⇒いることができたのに(いなかった)
He didn’t need to get up early, so he didn’t.
※needn’t have got upにはできない。
※改善案・ミスの指摘・質問・要望などがあれば、下のコメント欄からお願いします。
この記事と合わせて瞬間英作文をすべき記事
【EGUで瞬間英作文】31.”have to”と”msut”の使い方と違い 【EGUで瞬間英作文】28.”Must”「に違いない」と”can’t”「ありえない」の使い方と違いこのページの使い方
※すでに使い方を知っている人はこれを読まなくてもOKです
瞬間英作文トレーニングと同じやり方で勉強していきます。ポイントとなる『第1サイクル』と『第2サイクル』を記載します。
第1サイクル
長く考えることは禁物。答えがでなくても1文あたり10秒程度で英作文を頭の中で作る。
簡単な文でも必ずやる。力のある人でもとっさに答えた英文で、時制や三単現の”s”など細かい間違いは起こりやすいため。
瞬間英作文で最も重要なトレーニング。英文を何回か繰り返し口に落ち着ける作業をする。まず何度か文構造や意味を理解しながら文章を見ながら音読し、その後、文章から目を離して声に出す。
※何十回と繰り返す必要はありません。
最後は10の日本文を連続して、1回ずつ英作文します。第1サイクルではすんなり行かなくてもかまいません。特に言いにくかった文や口に落ち着きにくい文を補強練習しておきましょう。
第2サイクル以降
第2サイクル以降は同じステップです。
第1サイクルでは最後だったステップを最初に行います。この段階ですらすら読めなくても構いません。
英文を見ながら数回音読し、馴染んだところで目を上げて暗証します。文の構造・意味を理解しながらするようにします。
瞬間英作文については以下のページも参考ください。
【具体的な使い方】英語を話すために『瞬間英作文』は必須です。参考にしている教材
この記事は『English Grammar in Use』を参考にしています。使い方は書いているとおり『瞬間英作文』を参考にしています。
『English Grammar in Use』で瞬間英作文ができたら良いなと思ったので、このブログで作っています。
詳細が気になる方は、本家の教材も参考にしてみてください。
English Grammar in Use
瞬間英作文