『English Grammar in Use』を用いて、瞬間英作文トレーニングをしていきます。
今回のテーマは『shouldの使い方①』です。繰り返し、声を出して練習することで意味と使い方をマスターしていきましょう。
声が出せない状況なら口パクでも構いません。ちなみに僕は電車の中で瞬間英作文を口パクでした結果かなり効果がありました。
shouldの使い方①
shouldの基本的な使い方
shouldは日本語に訳すと「~すべき」という表現となり、『English Grammar in Use』ではmustの説明は以下のとおり記載されています。
You should do something = it is a good thing to do or the right thing to do.
shouldの説明として「するには良いこと、もしくはするには正しいこと」という表記があります。
ここはすこし混乱しそうになるので無視して、shouldは日本語で「~すべき」ということを頭に入れておけばよいかと思います。
shouldはアドバイスをする時や自分の意見を言うときに使います。
- アドバイスをする時の例
You look tired. You should go to bed.「あたなは疲れているように見える。ベッドに行くべきです(寝るべきです)。」 - 意見を言う時
The government should do more to improve schools.「政府は学校を改善するためにたくさんのことをするべきです。」
そのため、shouldはI think / I don’t think / Do you thinkなどthink「思う、考える」と一緒に頻繁に使われます。
否定文ではShouldn’tで「~すべきでない」という日本語訳となります。mustやhave toの「~しなければいけない」よりも弱い表現となります。
推量のshould
shouldは「~するはずだ」という意味を持つこともあります。いわゆる『推量』ですね。
『English Grammar in Use』によると「正常でないもの・予想しているもの」についてもshouldを使うことができると書かれています。
助動詞のほとんどが推量を示すことができ、確信度によって変わります。
確信度の高い順で書くと、
- must
- will
- would
- ought to
- should
- can
- may
- might
- could
shouldは7~8割程度確信がある場合に使います。ちなみにmayは5割程度。
should have doneとshouldn’t have done
should have doneは「~すべきだった」「~するはずだった」という日本語訳となります。もっと言えば、「~すべきだった(のにしなかった)」「~するはずだった(のにしなかった)」というニュアンスとなります。
shouldn’t have doneは「~すべきじゃなかった」「~するはずじゃなかった」という日本語訳となります。こちらについても「~すべきじゃなかった(のにしてしまった)」「~するはずじゃなかった(のにしてしまった)」というニュアンスとなります。
“You should go to bed now”「あなたは今寝るべきです。」
“You should have gone to bed earlier”「あなたはもっと早くに寝るべきだった。」
ought to
shouldの代わりに同じ意味としてought toを使うこともできます。ought toも「~すべきだ」「~するはずだ」という意味になります。
『ought to do』が基本の形です。
過去形で「~すべきだった」「~するはずだった」という意味にする場合は『ought to have done』となります。
『English Grammar in Use』で『瞬間英作文』
Should we invite Stephanie to the party.
You shouldn’t believe everything you read in newspaper.
I don’t think you should work so hard.
※shouldはthinkと一緒に使われることが多い。
The price on this package is wrong. It should be 2.5£.
※推量のshould
Helen has been studying hard for the exam, so she should pass.
※推量のshould
I wonder why they’re so late. They should have been here long ago.
※推量のshould
I’m feeling sick. I shouldn’t have eaten so much.
Do you think I ought to apply for this job?
Jack ought not to go to bed so late.
※ought toの否定文はought not to
It was a great party last night. You ought to have come.
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このページの使い方
※すでに使い方を知っている人はこれを読まなくてもOKです
瞬間英作文トレーニングと同じやり方で勉強していきます。ポイントとなる『第1サイクル』と『第2サイクル』を記載します。
第1サイクル
長く考えることは禁物。答えがでなくても1文あたり10秒程度で英作文を頭の中で作る。
簡単な文でも必ずやる。力のある人でもとっさに答えた英文で、時制や三単現の”s”など細かい間違いは起こりやすいため。
瞬間英作文で最も重要なトレーニング。英文を何回か繰り返し口に落ち着ける作業をする。まず何度か文構造や意味を理解しながら文章を見ながら音読し、その後、文章から目を離して声に出す。
※何十回と繰り返す必要はありません。
最後は10の日本文を連続して、1回ずつ英作文します。第1サイクルではすんなり行かなくてもかまいません。特に言いにくかった文や口に落ち着きにくい文を補強練習しておきましょう。
第2サイクル以降
第2サイクル以降は同じステップです。
第1サイクルでは最後だったステップを最初に行います。この段階ですらすら読めなくても構いません。
英文を見ながら数回音読し、馴染んだところで目を上げて暗証します。文の構造・意味を理解しながらするようにします。
瞬間英作文については以下のページも参考ください。
【具体的な使い方】英語を話すために『瞬間英作文』は必須です。参考にしている教材
この記事は『English Grammar in Use』を参考にしています。使い方は書いているとおり『瞬間英作文』を参考にしています。
『English Grammar in Use』で瞬間英作文ができたら良いなと思ったので、このブログで作っています。
詳細が気になる方は、本家の教材も参考にしてみてください。
English Grammar in Use
瞬間英作文