『English Grammar in Use』を用いて、瞬間英作文トレーニングをしていきます。
今回のテーマは『現在完了と過去形1』です。現在完了は英語で”Present perfect”、過去形は”Past simple”といいます。
現在完了と過去形の違いを理解して、練習していきましょう。
現在完了と過去形1
- 『現在完了』は過去から続く現在の状況を表現するのに対して、『過去形』は過去に起こったことを表現するときに使う。『過去形』は過去に起こったことがわかるが、現在の状況は分からない。
- 『現在完了』は新しいことや最近の出来事にも使うことができる。その場合、たいてい『過去形』でも表現することができる。
- 『過去形』は現在には関係ない物事に使う。
- 『現在完了』は新しい情報を伝えるときに使うが、会話が続く場合は『過去形』を使う。
They‘ve gone away. They’ll be back on Friday.
※現在完了。彼らは今も出かけている状況。
They went away, but I think they’re back at home now.
※過去形。彼らは出かけたが、現在の状況がわからないため、but以降で説明している。
I‘ve repaired the washing machine.
※『現在完了』の新しい、もしくは最近の出来事の使い方。
Hannah has had a baby! It’s a boy.
※『現在完了』の新しい、もしくは最近の出来事の使い方。
I repaired the washing machine.
※3.の過去形への言い換え。
Mozart wrote more than 600 pieces of music.
※現在完了”has written”にはならない。
Somebody has invented a new type of washing machine.
※『現在完了』の新しい、もしくは最近の出来事の使い方。
Who invited the telephone?
※現在完了”has invited”にはならない。
A:Ow! I‘ve burnt myself. B:How did you do that?
※会話が続く場合は過去形。Bは”How have you done”とは言わない。
※burn oneself 「やけどする」
A:Somebody has spilt something on the sofa. B:I didn’t do it.
※会話が続く場合は過去形。Bは”I haven’t done it”とは言わない。
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このページの使い方
※すでに使い方を知っている人はこれを読まなくてもOKです
瞬間英作文トレーニングと同じやり方で勉強していきます。ポイントとなる『第1サイクル』と『第2サイクル』を記載します。
第1サイクル
長く考えることは禁物。答えがでなくても1文あたり10秒程度で英作文を頭の中で作る。
簡単な文でも必ずやる。力のある人でもとっさに答えた英文で、時制や三単現の”s”など細かい間違いは起こりやすいため。
瞬間英作文で最も重要なトレーニング。英文を何回か繰り返し口に落ち着ける作業をする。まず何度か文構造や意味を理解しながら文章を見ながら音読し、その後、文章から目を離して声に出す。
※何十回と繰り返す必要はありません。
最後は10の日本文を連続して、1回ずつ英作文します。第1サイクルではすんなり行かなくてもかまいません。特に言いにくかった文や口に落ち着きにくい文を補強練習しておきましょう。
第2サイクル以降
第2サイクル以降は同じステップです。
第1サイクルでは最後だったステップを最初に行います。この段階ですらすら読めなくても構いません。
英文を見ながら数回音読し、馴染んだところで目を上げて暗証します。文の構造・意味を理解しながらするようにします。
瞬間英作文については以下のページも参考ください。
【具体的な使い方】英語を話すために『瞬間英作文』は必須です。参考にしている教材
この記事は『English Grammar in Use』を参考にしています。使い方は書いているとおり『瞬間英作文』を参考にしています。
『English Grammar in Use』で瞬間英作文ができたら良いなと思ったので、このブログで作っています。
詳細が気になる方は、本家の教材も参考にしてみてください。
English Grammar in Use
瞬間英作文